西宮マインドフル・リトリート in 関西学院

2020年2月23日 開催のお知らせ

【開催中止のお知らせ】

(2月21日)新型コロナウィルスの状況に鑑み,開催中止をなりました。ご参加を希望していただいた皆様,ご指導をいただく予定でした山下先生,板橋先生には大変申し訳ございません。感染症の流行が収まり次第,またこうした機会を設けることができればと思っております。

【概要】

関西学院大学・臨床感情科学研究室(責任者:有光興記)では,これまで「慈悲とマインドフルネス瞑想」に関する研究成果を公表し,現在も実践的な研究を行っております。仏教伝来の瞑想法には,数多くの方法がございますが,臨床応用に関して科学的な検証があるのはごく一部です。臨床実践にどのような形で瞑想法を取り入れるのかについては,いまだに慎重な議論が必要な段階です。

これまで2018年,2019年と2年に渡って,鎌倉一法庵の山下良道先生をお招きして,「マインドフルネス」についてご法話をいただくとともに,瞑想実践法(ワンダルマ・メソッド)についてご指導いただくことができました。参加者の方から,より詳しく瞑想法を知りたい,実践の機会が欲しいという声をいただいており,本年も開催させていただく運びになりました。

本年のテーマは,「私(セルフ)と慈悲(コンパッション)」です。山下先生は,瞑想において慈悲の次元=「青空としての私」,「生まれてもいない,死ぬこともない私」の次元が重要であることを繰り返し述べていらっしゃいます。昨年は,その自己の次元について,禅僧・内山興正老師の考えを起点として議論を深められ,『哲学する仏教』を共著で上梓されました。「慈悲の次元へのジャンプ」は,心理学でも注目され臨床的に応用されつつあります。本年は,山下先生の近年のご議論を踏まえながら,本研究室での取り組みをご紹介させていただき,ワンダルマと心理学の接点を探っていきたいと思っております。

リトリートの内容ですが,まず「私(セルフ)と慈悲(コンパッション)」に関する対談を行い,その後に瞑想実践をご指導いただき,瞑想を皆様と一緒に行いたいと考えおります。最後に,参加者の方との質疑(ダルマ・シェアリング)を行います。(有光興記,文学部・教授)

【山下良道先生のご紹介】

山下先生は,曹洞宗での坐禅修行,欧米での海外布教,ビルマのテーラワーダ仏教の瞑想修行を経て,2006 年に帰国,2013 年に「仏教 3.0」を提唱されました。「誰がマインドフルに観察しているか?」という問題を解き,ワンダルマ・メソッドによる坐禅を全国で指導されています。

著書:『本当の自分とつながる瞑想入門』『青空としてのわたし』『光の中のマインドフルネス』

最新刊:『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』

共著:『アップデートする仏教』 『仏教 3.0 を哲学する』『哲学する仏教』『仏教 3.0 を哲学するPartU』

【会場およびタイムスケジュール】

会場:関西学院大学 上ヶ原キャンパス G号館2階 多機能演習室

当日は入り口がG号館の正面のみになります。ご注意ください。

開催日:2020年2月23日

参加費:3,000円(当日受付時にお支払いください)

11:45  受付開始

12:00  オリエンテーション

12:15  自己(セルフ)と慈悲(コンパッション)をめぐって(対談) 

     山下良道先生(鎌倉一法庵) + 有光興記(関西学院大学)

13:45   休憩

14:00  ヨーガ アーサナ+プラーナーヤーマ by 板橋理江さん

14:40  青空の瞑想

16:00  ダルマシェアリング

16:40  終了

※座布やヨーガマットなどをご持参いただきますと,瞑想実践がやりやすいです。

 希望者には,椅子席をご用意します。

定員:60名(要事前申し込み,先着順)

ボタンをクリックして,お申込みください(Google Formへのリンクです)

開催を中止いたしました。申し込みをは現在受け付けておりません(2月21日)

連絡先:有光興記 (関西学院大学) 

ご不明の点があれば,ボタンをクリックして,お問い合わせください。